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岡城址では桜が最後の見頃だという。その日、その娘とサンドイッチを作って豊後竹田駅から城址まで歩いていくつもりだった。14時25分、ホームに下りると、竹田の街は雨の中だった。二人はホームのベンチに座り、ただただ、灰色の街を眺め続けた。そして、いつしか「荒城の月」のメロディが辺りを包み込むと、霧の煙る線路の向こうに、下りの列車のヘッドライトが揺れているのが見えた。「来年来ればいいよ」と僕は言った。
あれから何年経っただろう、あの日からまだ岡城址には行っていない・・・。
?代 男性 副会長 様より 05.07.12 【駅の想い出】 |